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オオヨスジアカエダシャク
学名:Astygisa chlororphnodes

ライトトラップに飛来した♂(2015.6.25)
Data
和名 オオヨスジアカエダシャク
開張 27〜31mm
分布 本州,四国,九州
出現期 5〜9月
花の蜜など
 幼虫はクロウメモドキ科(ケンポナシ)の葉を食べる。
解説 エダシャクの一種。
前翅の地色は茶褐色で翅頂付近は白色紋がある。
♂の触角は櫛歯状、♀では糸状。
本種はヨスジアカエダシャクと酷似するが、やや小型で色彩が明るいのに対し、本種ではやや大型で色彩が濃色である点で区別できるが確実な同定には交尾器の形状を見る必要がある。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息するApopetelia属は以下の2種。
和名/学名 分布
ヨスジアカエダシャク
Astygisa morosa morosa
本州,九州,対馬
オオヨスジアカエダシャク
Astygisa chlororphnodes
本州,四国,九州
 
写真は6月25日の夜2時頃、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。開張30.5mmの個体で色彩も濃いことから本種であることが分かった。
 
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