ウスバキエダシャク | |
学名:Pseuderannis lomozemia | |
偽木の柵に止まる♀(2012.4.1) |
Data | |
和名 | ウスバキエダシャク |
開張 | ♂:27〜31mm ♀:22〜30mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬 |
出現期 | 3〜5月 |
餌 | 花の蜜 幼虫は広食性で様々な植物の葉を食べる。 |
解説 |
春に出現するエダシャクの一種。 地色は淡褐色で黒褐色の横帯があり、周囲に赤褐色の斑紋が見られる。 ウスバシロエダシャク(Pseuderannis amplipennis)に似るが、本種の前翅の内横線は後翅と腹部背面を横断する点で区別できる。 また、基部から中横線までが黒褐色になる個体も出現あり、ネグロエダシャク(Ramobia basifuscaria)に似るが、ネグロエダシャクの中横線が大きく波打つのに対し、本種では波打たないことで区別できる。 ♂の触角は櫛歯状、♀では糸状。 本属は蛾では珍しく、♂より♀のほうがやや小さい。 海外ではサハリン,朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。 |