ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
スカシエダシャク
学名:Krananda semihyalina

外灯に飛来した本種(2014.5.3)
Data
和名 スカシエダシャク
開張 30〜47mm
分布 本州(関東地方以西),伊豆諸島(伊豆大島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(口之島,悪石島,中之島,宝島),奄美大島,沖永良部島,沖縄島,阿嘉島,慶留間島,久米島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 5〜9月
花の蜜など
 幼虫はクスノキ科(クスノキ,ヤブニッケイ)の葉を食べる。
解説 透かしの入ったエダシャク。
透けている部分は鱗粉がないため、半透明になっている。
止まり方はツマジロエダシャクKrananda latimarginaria)と似ていて、前翅と後翅に隙間ができる。
♂の触角は繊毛状、♀では微毛状。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,インド〜東南アジアに広く分布している。
 
トップの写真は5月3日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。他の蛾を撮影したら凄いスピードで飛び回ってからようやく玄関に止まったところを望遠マクロで撮影した。枯れて葉脈が残った枯れ葉のようで見応えがある。
沖縄県国頭郡の宿泊施設に設置したライトにも飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2015.7.26)

ライトに飛来した本種@
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

ライトに飛来した本種A
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

ライトに飛来した本種B
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

ライトに飛来した本種C
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2014.5.3)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2014.5.3)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2013.3.28)

前翅のアップ
(2013.3.28)

自宅の外灯に飛来した♂C
(2013.3.28)

自宅の外灯に飛来した♂D
(2013.3.28)

雑木林内で見つけた個体@
下草から飛び出してきた。
(2006.9.9)

雑木林内で見つけた個体A
(2006.9.9)
 
先頭ページへ