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ヒロオビオオエダシャク
学名:Xandrames dholaria

外灯に飛来した本種(2011.8.12 山梨県)
Data
和名 ヒロオビオオエダシャク
開張 ♂:58〜70mm
♀:66〜73mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜10月
花の蜜など
 幼虫はクスノキ科(ダンコウバイ,オオバクロモジ)の葉を食べる。
解説 白色の太い帯模様が特徴の大型のエダシャク。
前翅は褐色の濃淡の斑紋に、前縁中央付近から後縁にかけて白色の太い帯模様がある。
近似種にシロスジオオエダシャクがいるが、本種より一回り小さく、後翅の後縁沿いに白色の筋(亜外横線)があるのに対し、本種では大型で、後翅の外縁沿いは広く白色で筋状にならないことで区別できる。
海外では台湾,中国,朝鮮半島,ベトナム〜インド北部,ネパールに分布している。
 
国内に生息するXandrames属は以下の2種(1亜種)。
和名/学名 分布
シロスジオオエダシャク
Xandrames latiferaria latiferaria
北海道,本州,四国,九州
(シロスジオオエダシャク)
Xandrames latiferaria recondita
石垣島,西表島
ヒロオビオオエダシャク
Xandrames dholaria
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
  
写真は8月12日の夜、山梨県の標高1,600m付近の外灯に飛来した本種を撮影したもの。写真ではなかなか伝わらないが、大型で迫力があった。撮影後、すぐにどこかへ飛んでいった。
PHOTO

前翅のアップ
(2011.8.12 山梨県)
 
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