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ウスグロセニジモンアツバ
学名:Paragona inchoata

ライトの明かりに飛来した本種(2015.7.21 静岡県)
Data
和名 ウスグロセニジモンアツバ
開張 約20mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜10月
花の蜜など
 幼虫は飼育記録からバラ科(サクラ類)の葉を食べると推定。
解説 カギアツバの一種。
腹部背面は虹色の光沢のある黒色。
前翅は暗色で淡褐色の横線がある。
似た種にセニジモンアツバParagona cleorides)がいるが、前翅の色彩は明るい。
海外では朝鮮半島に分布している。
 
国内に生息するParagona属は以下の3種。
和名/学名 分布
ウスグロセニジモンアツバ
Paragona inchoata
本州,四国,九州,対馬,屋久島
セニジモンアツバ
Paragona cleorides
北海道,本州
ヨコハマセニジモンアツバ
Paragona multisignata
本州(秋田県,宮城県,新潟県,神奈川県)
 
写真は7月21日の夜、静岡県のホテルの敷地内に設置したライトの明かりに飛来した本種を撮影したもの。神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップにも複数飛来した。
PHOTO

本種のアップ
トップの写真をトリミングしたもの。
(2015.7.21 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種@
(2019.7.14 対馬)

ライトトラップに飛来した本種A
(2016.9.9)

ライトトラップに飛来した本種B
(2016.9.9)

ライトトラップに飛来した本種C
(2016.5.14)

ライトトラップに飛来した本種D
(2016.5.28)
 
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