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カギアツバ亜科
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セニジモンアツバ
学名:
Paragona cleorides
ライトトラップに飛来した本種(2017.8.13 新潟県)
Data
和名
セニジモンアツバ
開張
約20mm
分布
北海道,本州
出現期
8月
餌
花の蜜など
幼虫の食草は不明。
解説
カギアツバの一種。
腹部背面は虹色の光沢のある黒色。
前翅は灰白色で中央は赤褐色を帯びる。
同属に
ウスグロセニジモンアツバ
がいるが、和名の通り前翅の色彩が暗い。
本種は日本固有種。
国内に生息する
Paragona
属は以下の3種。
和名/学名
分布
ウスグロセニジモンアツバ
Paragona inchoata
本州,四国,九州,対馬,屋久島
セニジモンアツバ
Paragona cleorides
北海道,本州
ヨコハマセニジモンアツバ
Paragona multisignata
本州(秋田県,宮城県,新潟県,神奈川県)
写真は8月13日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
ウスグロセニジモンアツバ
を紹介していることもあり本種についても常々撮りたいと思っていた。神奈川県南部では多数のウスグロを確認しているにも関わらず本種については県内及び他の県でも一度も見なかったことや分布域を考慮すると本州では東北地方から日本海側にかけて生息し、ウスグロとは代置関係にあるのかもしれない。
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