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シロスジアツバ
学名:Bertula spacoalis

ライトトラップに飛来した♂(2018.6.3 静岡県)
Data
和名 シロスジアツバ
開張 19〜26mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜9月
花の蜜など
 幼虫は広葉樹の枯れ葉を食べる。
解説 クルマアツバの一種。
触角は♂では繊毛状、で各節から1本ずつ長い毛が生える。♀では微毛状。
焦げ茶色の地色に淡黄色の内・外横線がある。
フタスジアツバBertula bistrigata)に似るが、横線が直線的、外横線の中央が輪紋がある(ただし不明瞭な個体もある)のに対し本種では横線が波打ち、輪紋がないことで判別は容易。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
トップの写真は6月3日の夜3時頃、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。触角で♂だと分かったが、♂の膝節は毛が密生して太くなっていたので雌雄の識別点になるかもしれない。
♀の写真は9月20日に同じ場所で時間帯も同じ3時頃に飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♀
(2015.9.20 静岡県)
 
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