ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > クルマアツバ亜科
 
フタスジアツバ
学名:Bertula bistrigata

ライトトラップに飛来した♂(2018.6.3 静岡県)
Data
和名 フタスジアツバ
開張 21〜28mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜8月
花の蜜など
 幼虫はシダ類のコバノイシカグマ科(コバノイシカグマ)の葉を食べる。
解説 クルマアツバの一種。
触角は♂では両櫛歯状、♀では微毛状。
焦げ茶色の地色に淡黄色の内・外横線がある。
シロスジアツバBertula spacoalis)に似るが、横線が波打ち、外横線に輪紋がないのに対し本種では横線が直線的、外横線では中央付近に輪紋が付く(ただ不明瞭な個体もある)ことで判別は容易。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア東南部に分布している。
 
トップの写真は6月3日の夜1時頃、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。山梨県の標高1,600m付近では雌雄共に撮影している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
下にいるのは恐らくコスジシロエダシャクの劣化個体。
(2018.6.3 静岡県)

♂の触角
(2018.6.3 静岡県)

明かりに飛来した♂
(2013.7.7 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀@
(2012.7.27 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀A
(2012.7.27 山梨県)
 
先頭ページへ