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テングチョウ(南西諸島亜種)
学名:Libythea lepita amamiana

草むらにいた本種(2013.5.1 沖縄県国頭郡)
Data
和名 テングチョウ(南西諸島亜種)
前翅長 19〜29mm
分布 奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
出現期 3〜11月
花の蜜,樹液,獣糞
 幼虫はエノキ科(リュウキュウエノキ,クワノハエノキ)の葉を食べる。
解説 テングチョウの南西諸島亜種。
本土産よりやや大きく、前翅外縁の駒状突起の角度が小さく、突出も弱いなどの特徴がある。
八重山諸島産は小型で、別亜種とされることもあるが、差異が明確でない為、通常は同じ亜種にされている。
 
日本に生息するLibythea属の本種は以下の3亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
本土亜種
Libythea lepita celtoides
本州,佐渡島,隠岐,淡路島,伊豆諸島,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島
南西諸島亜種
Libythea lepita amamiana
奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
北海道亜種
Libythea lepita matsumurae
北海道(絶滅)
 
写真は5月1日に沖縄県国頭郡で撮影したもの。個体数は多く、地元で見る本種に比べ大きく色彩もはっきりとした印象だった。
PHOTO

草むらにいた♂@
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

草むらにいた♂A
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)

草むらにいた♂B
(2013.5.1 沖縄県国頭郡)
 
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