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タテハモドキ
学名:Junonia almana

タチアワユキセンダングサの花に来た秋型(2019.10.21 西表島)
Data
和名 タテハモドキ
前翅長 26〜36mm
分布 九州(宮崎県,鹿児島県),甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
出現期 1年中
花の蜜,落果
 幼虫はクマツヅラ科(イワダレソウ),キツネノマゴ科(オギノツメ)などの葉を食べる。
解説 目玉模様の大きいタテハチョウの仲間。
翅の地色はオレンジ色で、後翅には特大の目玉模様がある。
季節型があり、夏型では裏の翅に目玉模様が並ぶが、秋型では目玉模様がなく枯葉模様になる。
また、前翅の外縁も夏型では丸みを帯びるのに対し、秋型では凹凸が激しい。
 
トップの写真は10月21日に西表島でタチアワユキセンダングサの花に来た秋型を撮影したもの。時期的に新鮮な個体で色鮮やかだった。秋型は翅の外縁の凹凸もありよりゴージャスに見える。2年前の2017年にも同じ時期に撮影しているが外縁が緩やかで擦れも目立つので夏型の生き残りではないかと思われる。
撮影メモ 2006年6月の写真は西表島で撮影したもの。本種も警戒心が強く、更に光にも敏感なようでフラッシュを炊くと必ずシャッターが切れるまでに翅をばたつかせてしまうほど反射神経に優れていた。
2007年3月の西表島旅行で出会った16種目の生き物。道路脇の柵の向こうの花に止まっている本種を見つけ撮影した。柵があり近づけなかったため、180mm望遠マクロレンズが役立った。去年は完全に開いている姿が見れなかったので、目玉模様が完全に見える姿を撮影することができて満足した。
 
15種目 16種目 17種目
PHOTO

タチアワユキセンダングサの花に来た秋型@
(2019.19.21 西表島)

タチアワユキセンダングサの花に来た秋型A
(2019.19.21 西表島)

タチアワユキセンダングサの花に来た秋型B
(2007.3.12 西表島)

夏型@
(2017.10.15 西表島)

夏型A
(2006.6.26 西表島)
 
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