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カラスアゲハ
学名:Papilio dehaanii dehanii

♀(2012.7.26 山梨県)
Data
和名 カラスアゲハ
前翅長 45〜80mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜9月
花の蜜
 幼虫はミカン科のコクサギ,キハダ,ハマセンダン,カラスザンショウ,サンショウ,イヌザンショウ,カラタチ,ミカン,ユズ,ヒラミレモン,ミヤマシキミなどの葉を食べる。
解説 クロアゲハPapilio protenor demetrius)をメタリックにしたようなアゲハチョウ。
表の翅は青や黄緑に輝く。
♀では後翅の表に赤い斑紋がある。
♂はよく吸水するが、♀ではめったに吸水しない。
 
日本に生息するカラスアゲハには以下の3亜種がいる。
亜種名/学名 分布
カラスアゲハ
Papilio d. dehaanii
北海道,本州,四国,九州
(ハチジョウカラスアゲハ)
Papilio d. hachijonis
八丈島
(トカラカラスアゲハ)
Papilio d. tokaraensis
トカラ列島
 
トップの写真は7月26日、山梨県の標高1,600m付近の山地に止まっていた♀を撮影したもの。八丈島では別亜種となるが林内で蛹を撮影することができた。
PHOTO

吸水する♂
(2008.8.22 静岡県)


(2018.8.12 八丈島)
 
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