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セグロイナゴ
学名:Shirakiacris shirakii

クズ上の本種(2019.7.14 対馬)
Data
和名 セグロイナゴ
 別名:セグロバッタ,イシガキセグロイナゴ
体長 ♂:約35mm
♀:26〜40mm
分布 本州,佐渡島,四国,九州,壱岐,対馬,平戸島,五島列島,馬毛島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島,久米島,八重山諸島
出現期 8〜11月
 八重山諸島では2〜12月
イネ科の葉
解説 イナゴの一種。
体色は褐色で、前胸背左右に淡黄色の縦線がある。
複眼には多数の縦筋がある。
南西諸島産は淡黄色の縦線が太く明瞭、翅が長いなどの特徴があり、イシガキセグロイナゴの別名がある。
海外ではロシア南東部,中国東部〜東北部,朝鮮半島,台湾,カシミール,バルチスタンに分布している。
国内に生息するセグロイナゴ属(Shirakiacris)は本種のみ。
 
トップの写真は7月14日に対馬の道路沿いの草むらにいた本種を撮影したもの。対馬では数が多いようで幼虫も普通に見られた。クズやカナムグラなどが群生する日当たりの良い草むらでヤブキリコバネヒメギスも見られた。
西表島では夜間に標高70m付近の林縁の草原に設置したライトトラップ周辺にいた個体を撮影している。
PHOTO

クズ上の本種@
(2019.7.14 対馬)

クズ上の本種A
(2019.7.14 対馬)

夜間草むらで休んでいる個体
(2018.10.28 西表島)

ライトトラップに来た本種
(2018.10.29 西表島)

若齢幼虫
(2019.7.11 対馬)

中齢幼虫
(2019.7.12 対馬)
 
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