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クロオオアリ
学名:Camponotus japonicus

クロオオアリ
2cm近くある女王アリ
(2006.5.19)
Data
和名 クロオオアリ
体長 働きアリ(♀):7〜13mm
♂:約11mm
♀:約17mm
分布 北海道,奥尻島,本州,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島),飛島,宮島,沖ノ島,猿島,城ケ島,野島,佐々島,七つ島大島,高島,島後,西ノ島,佐渡島,金華山島,四国,九州,中甑島,中通島,玄海島,相ノ島,能古島,志賀島,壱岐,平戸島,対馬,屋久島,トカラ列島(口之島,中之島,諏訪之瀬島)
出現期 4〜10月
 羽アリは5月
クロシジミの幼虫が出す蜜,甘露,虫の死骸など
解説 日本最大のアリ。
クロシジミ(Niphanda fusca)の3齢幼虫を巣内で飼育し、幼虫が出す蜜を食料とすることで有名。
5月に結婚飛行を行い、交尾を済ませた女王アリは翅を落とし、地面に穴を掘り、アリの巣を作成する。
 
写真は5月19日に庭を歩いている2cm近くもある大変大きなアリを発見し、撮影したもの。近くに本種の翅と思われるものも見つかり、結婚飛行を終え、巣の作成場所を探しているところだったようだ。
PHOTO

上から見た本種
大変大きく、体長は2cm近くあった。
(2006.5.19)

横から見た本種
胸部側面には翅を千切った跡が見られる。
(2006.5.19)
 
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