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クリオオアブラムシ
学名:Lachnus tropicalis

クリ上のコロニー(2010.5.15)
Data
和名 クリオオアブラムシ
体長 無翅胎生♀:約4〜5mm
有翅胎生♀:約4mm
分布 日本全土
出現期 4〜6,10〜11月
クリ,クヌギ,カシ類の汁
 幼虫も同様。
解説 クリ,クヌギ,カシ類に集まる大型のアブラムシ。
全身黒色で、触角は短く、脚は長い。
有翅型の翅は黒色で、白い斑紋がある。
卵で越冬する。
 
トップの写真は5月15日にクリにいたコロニーを撮影したもの。主に細い枝に付いていた。
卵の写真は、クヌギの枝の裏側に付いていた物を撮影したもの。地面から30cm程の高さだった為、仰向けで撮影した。翌週同じ場所を探したところ、卵のあった枝の表側に幼虫のコロニーを発見することができた。周りには幼虫の出す蜜を求めてトビイロケアリLasius japonicus)が歩き回っていた。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

クリ上の有翅型@
(2010.5.15)

クリ上の有翅型A
(2010.5.15)

コナラ上の有翅型
(2009.6.19)

コナラ上の有翅型
(2009.6.19)

クリ上の無翅型
(2009.6.7)

卵塊と無翅型♀の死骸
(2009.3.7)

幼虫のコロニー
(2009.3.15)

幼虫
(2009.3.15)
 
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