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ミカンクロアブラムシ
学名:Aphis citricida

カボス上の無翅型(2009.8.8)
Data
和名 ミカンクロアブラムシ
体長 約2mm
分布 本州,四国,九州,沖縄島
出現期 4〜11月
ミカン類の汁
 幼虫も同様。
解説 カンキツ類に集まるアブラムシ。
体色及び角状管と尾片は黒色。
触角や脚の腿節根元と脛節は淡黄色。
幼虫は赤褐色をしている。
本種は同属のコミカンアブラムシに似るが、コミカンアブラムシは少し小型で、有翅型では前翅の縁紋が黒色であることや中脈が1回分岐するのに対し、本種では前翅の縁紋が淡色、中脈は2回分岐する。
 
国内に生息するAphis属のToxoptera亜属は以下の3種(1亜種)。
和名/学名 分布
コミカンアブラムシ
Aphis aurantii aurantii
本州,四国,九州,対馬,屋久島,南西諸島
ミカンクロアブラムシ
Aphis citricida
本州,四国,九州,沖縄島
(ソヨゴアブラムシ)
Aphis aurantii soyogo
九州
(和名なし)
Aphis celtis
九州
 
写真は自宅の庭のカボスの若枝に群がっていた本種を撮影したもの。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

カボス上の有翅型@
(2009.8.8)

カボス上の有翅型A
(2009.8.8)

カボス上の無翅型@
(2009.8.8)

カボス上の無翅型A
(2009.8.8)

カボス上の幼虫@
(2009.8.8)

カボス上の幼虫A
(2009.8.8)

有翅型の成虫と幼虫
(2009.8.8)

カボス上のコロニー
(2009.8.8)
 
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