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ミツバウツギフクレアブラムシ
学名:Indomegoura nigrotibiae

ミツバウツギ上の有翅型と幼虫(2009.5.16)
Data
和名 ミツバウツギフクレアブラムシ
体長 約4mm
分布 本州,他不明
出現期 6〜11月
ミツバウツギ,ゴンズイ
解説 白いロウ状の物質で覆われた大型のアブラムシ。
体色は橙赤色で、無翅型は全体をロウ質白粉で覆われるので白く見えるが、有翅型はロウ状物質を分泌しない。
触角,脚,角状管は黒色。角状管は中央で膨らむ。
尾片は体色と同色で、短く先端は尖る。
キスゲフクレアブラムシIndomegoura indica)と酷似するが、角状管が中央で膨らまないのに対し、本種は角状管は中央で大きく膨れる。
卵で越冬する。
 
写真は5月26日に庭のゴシュユかニワトコのような植物にいた有翅型と幼虫を撮影したもの。キスゲフクレアブラムシとの同定が難しい種なので、翅を摘み、裏からルーペで尾片と角状管を観察したところ、本種の特徴がはっきりと確認することができた。
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PHOTO

有翅型と幼虫
(2009.5.16)

有翅型のアップ
(2009.5.16)

有翅型@
(2008.12.28)

有翅型A
(2008.12.28)

無翅型@
(2008.11.23)

無翅型A
(2008.11.23)

無翅型B
(2008.11.23)

幼虫
(2009.5.16)

本種がいた植物
(2009.5.16)
 
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