ホーム > トピックス > 甲殻類 > オカヤドカリ科 > オオナキオカヤドカリ
オオナキオカヤドカリ
学名:Coenobita brevimanus

オオナキオカヤドカリ(2007.7.17 石垣島)
Data
和名 オオナキオカヤドカリ
甲長 約50mm
分布 南西諸島
エサ 雑食性
コメント
赤紫色をした大型のオカヤドカリ。
海岸付近の林内に生息している。
鋏が発達しており、挟まれると多分危険。
雑食性でさまざまなものを食べるので、汚れた海岸でもゴミを漁って逞しく生きているのだ。
 
以前、ムラサキオカヤドカリ(Coenobita purpureus)と紹介していたが、トニー様からのご指摘で、本種であることが分かった。ネット上だけでなく、参考文献もムラサキオカヤドカリとして本種が掲載されているほど、誤解されているようだ。
分布域も不明な為、南西諸島としておいた。
撮影メモ 2007年7月に石垣島旅行で撮影。海岸沿いの林内で大量のゴミを捨ててある場所があり、ガサゴソのいう音がするのでよく見てみると大きな個体から小さな個体まで多数の本種がゴミを漁っていた。中にはゴミの中にあったボトルのキャップを貝殻代わりに使っている個体まで見られた。
 
21種目 22種目 23種目
PHOTO

貝殻に身を隠す本種
(2007.7.17 石垣島)

ボトルのキャップを巣にしてしまった個体
(2007.7.17 石垣島)

キャップから出した個体
(2007.7.17 石垣島)

横から見た本種
腹部が非常にデリケートなので普段は貝殻に入っている。
(2007.7.17 石垣島)
 
先頭ページへ





当サイト内の画像の無断転載を禁じます。
Copyright© 2002-2024 Takuro Tsukiji.

 
 |  戻る  |  先頭ページへ  |