トカラノコギリクワガタ(悪石島産)
Prosopocoilus dissimilis elegans

♂成虫

WF1:♂67mm@
天然の小型ペアからブリードしたもの。
単独飼育では、マットで楽に大型になった。

 

WF1:♂67mmA
本土ノコは威嚇するだけで、実際にはあまり挟むことは少ないが、トカラノコは気性が荒く、すぐに挟もうとする。

WF1:♂67mmB
オレンジ色で綺麗だが、黒化型もいて人気があるようだ。
しかし、黒いノコでは国内最大のアマミノコがいる。

WF1:♂67mmC

WF1:トカラノコ(左)と本土ノコギリ(右)

取り出した新成虫
体色は安定していてバラツキはなかった

WF1:♂67mmの前面

WF1:中歯型の♂53mm
多頭飼育後、単独で蛹化させたもの。短歯型も羽化した。
単独飼育では皆大歯型ばかりだったが、中プラケースで多頭飼育したものは、1頭が短歯型に、他はすべて中歯型の個体になった。

WF1:短歯型の♂46mm
多頭飼育後、単独で蛹化させたもの。ビンも小さいものでマットも埋め込みマットを使用。栄養が足りない為、蛹化が大幅に遅れた。小型の♂はこの1匹のみ羽化した。
しかし、これでも種親より大きい。

WF1新成虫の各サイズ
大型の♂はヒラタ並みに気が荒くよく挟む。

WILD:♂36mm
飼育下ではこのような小型の羽化は返って難しい。


WILD:小型のペア
セット当日より産卵して、多数の幼虫が得られた。

4種類のノコギリクワガタ
トカラノコ、サバゲノコは特に長生きで、写真のトカラノコ♂は去年の8月6日に羽化したものが、その年から活動開始して、今年の5月3日も元気にしている。



F2:新成虫の♂70.5mm@
悪石島産としてはかなり大型の個体だ。

F2:新成虫の♂70.5mmA
抑えなくても70.5mmあり、本当は71mm近くに達している。



F2:新成虫の♂67mm@
2004年9月に羽化した個体。
マット交換は1回のみ行ない、ほったらかし飼育だったが、完品だった。肥満化して羽化不全が多発する傾向が見られるため、栄養をたっぷり与えないほうがよい結果が得られるようだ。


F2:新成虫の♂67mmA
同じF2個体でも越冬するしないの違いがあるため、今年は越冬したF1個体からのF2個体が羽化した。
去年は大型狙いで、肥満させてしまい、腹が出た個体がたくさん羽化してしまったが、今年は添加剤を控えたのがよかったようで、羽化不全はしなかった。


F2:新成虫の♂67mmB
肥満化により腹が出てしまった去年の個体では、交尾ができなかったようで、無精卵しか得られなかった。


♀成虫

WF1:♀36.5mm
♀は大型でも36.5mm程度だった。
本土ノコには及ばないようだ。
♂は皆綺麗なオレンジ色だったが、♀は全体的に赤褐色になる傾向が強いようだ。


WILD:♀30.5mm


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