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ヤエヤマノコギリクワガタ Prosopocoilus pseudodissimilis 産地:石垣島バンナ公園 |
新成虫ペア到着 | ||
2003年9月7日 お客様でもある赤菱さんから石垣島バンナ公園産WF1ヤエヤマノコギリクワガタ♂49mm・♀32mmが無事到着した。 種親の採集日は2002年5月5日で、♂は8月3日に羽化、♀は7月24日に羽化したそうである。 羽化日からまだ後食はしていないと思うので、ミニプラケースに単独飼育で成熟を待つことにした。 ギリギリ中歯型のサイズのようだ。 ヤエヤマノコでは暗褐色が多いみたいだが、♂はまずまずの赤味があり、是非累代で大型サイズを羽化させてみたい。 赤菱さんの話では、産卵数は結構多いらしい。 |
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後食開始 | ||
2004年5月6日 長い間休眠していたが、やっと♂がゼリーを食べだした。 羽化してから実に9ヶ月であった。 ♀も時期に活動を開始すると思う。 5月12日 ♀も後食を開始した。 |
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ペアリング | 産卵用ケース マットにも多数産卵すると思うので、ケース下部のマットは固めに詰めた。 (2004.6.13) |
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6月13日 後食開始から1ヶ月になるので、産卵用ケースをセットして、ペアリングさせることにした。 産卵用ケースは中プラケースにアンテ用の黒っぽいマットをケース下部5cm固めに詰め、その上に軽くマットを敷き、やや大きめのコナラ材を埋めた。 産卵用ケースにペアで入れて、1週間後に♂を取り出すことにした。 ブリードは難しくなさそうだが、♀殺しだけが心配である。 6月19日 ♂を取り出した。♀はマットに潜っているのが、ケース側面から観察できた。 |
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セット変更 | ||
8月1日 ♀はよくマット中を潜っているが、まだ卵が確認できない。材を削っている様子もなく、本種も本土ノコのように黒土のような超微粒子の土化したマットでないと産卵しないのかもしれない。 今のマットは粗めなので、少し残っていた黒土とカブトの飼育に使用した土化しかけているマットを混ぜたものをケース下部に固めに詰めて再度セットしなおした。 ♂はいつの間にか死亡していた。 |