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メタリフェルホソアカクワガタ
Cyclommatus metallifer finae
産地:ペレン
 
 
色といい、形といい、いかにも外国産といった感じでカッコ良かったので購入しました。
当時、私はクワガタに目覚めたばかりの超初心者でした。
ブリードはとにかく簡単で増えすぎて困ってしまいます。入門種としては最適です。


新成虫の♂80mm



1齢幼虫購入

醤油用ペットボトルの3齢幼虫
(2000.2.20)


1999年10月29日
 ドルク○グッズより1、2齢幼虫4頭を購入。
1Lビン又は1.5Lペットボトルでクヌギマットで1頭ずつ飼育した。
11月27日
 水分が多かった為か、マットが下部の方から黄土色に腐敗してきてしまったので、マットを交換した。
黄土色の部分は腐敗臭を放っていたが、幼虫は無事だった。

♀蛹化
2000年1月30日
 ペットボトルの♀が蛹になっていた。
2月20日
 1Lビンのもう1頭の♀も蛹化した。

♀羽化
2月10日
 最初に蛹化した♀が羽化した。26mmだった。
3月5日
 2頭目の♀も羽化した。27mmだった。

羽化した♀26mm
爪は見た目より鋭く手に乗せるとなかなか外れずに苦労する。

 

メタリフェルの♀

♂幼虫の移動
3月19日
 ♂幼虫1頭はとても大きくペットボトルでは蛹室を造れないので、小プラケースに移した。
もう1頭はだいぶ前から姿が見えないので死んでしまったようだ。

♂蛹化
4月8日
 ついに♂幼虫が蛹化した。

♂羽化

蛹室から取り出し時のメタリフェルの♂73mm
(2000.5.7)

5月4日
 ♂が羽化した。蛹化から26日かかった。
5月7日
 早く成虫が見たいので取り出すことにした。
初めて見る、キバが長く綺麗な光沢のメタリフェルの♂に大変感激した。
体長は73mmだった。

新成虫の飼育
 無事、羽化した♂1♀2は中プラケースで飼育した。
6月4日
 眠っていた♂が活動を開始した。羽化から後食開始まで約1ヶ月かかるようだ。

♂73mm

 

飼育ケースのメタリフェル
性格は大変穏やかで♀を挟むことは全く無い。

累代2代目に挑戦
 メタリフェルは単独飼育だと♂♀の羽化が大幅にずれ、累代が難しいとある雑誌で読んだことがあったので、大変心配していたのだが、今回の飼育で♂♀の羽化のずれは単独飼育で大体3〜4ヶ月だった。
でも成虫の寿命は長く、1年近く生き累代飼育に問題はありませんでした。
2代目累代編もご覧ください。


 

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