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  ササクレヒトヨタケ
 

ササクレヒトヨタケ
一夜茸の和名通り1日で溶けてしまう。(2006.11.5)
 
和名の通りささくれた傘に一日で終わってしまうヒトヨタケ。
夏から秋にかけて出現する。
林内や畑地などの肥えた土地にでき、初めは傘が閉じていて円筒形をしており、白く棒状で表面がささくれたようになっているが、次第に傘が開き、黒くなって溶けてしまう。
 
 
    ササクレヒトヨタケのバター炒め
 
夏から秋にかけて出現するヒトヨタケ科のキノコ。林内や畑地などの肥えた土地にでき、初めは傘が閉じていて白く棒状で表面がささくれたようになっているが、次第に傘が開き、黒くなって溶けてしまう。 
 
食用となるのはまだ傘が開いていないもので、バター炒めにすると非常に美味しい。
同じ科のヒトヨタケも含む食用キノコの中には、アルコール分解酵素の働きを妨げ、お酒類を一緒に飲むと中毒を起こしてしまうものもあるが、ササクレヒトヨタケはそのようなこともなく、まったくの無害。
 
ササクレヒトヨタケを知るきっかけとなったのは、2006年9月23日にクヌギの多い雑木林内で群生しているササクレヒトヨタケを見つけ、後で調べて知ることができた。
その日のような群生はしていなかったが、11月5日に6本ほど食べごろのものを採取することができたのでバター炒めにしてみたところ、とろけるように柔らかく本当に美味しいキノコだった。

傘の開いたササクレヒトヨタケ@
傘が開くと次第に黒くなって溶けてしまう。
(2006.11.5)

傘の開いたササクレヒトヨタケA
(2006.11.5)

ササクレヒトヨタケのバター炒め
お店には売っていない珍味。
(2006.11.5)
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