キジ | |
学名:Phasianus colchicus | |
![]() 畑の周辺にいた♂(2015.4.18) |
Data | |
和名 | キジ |
全長 | ♂:約80cm ♀:約60cm |
鳴き声 | ケッケーン |
解説 |
日本の国鳥に指定されている大型の美しい鳥。 首は青紫色の金属光沢、首の付け根から胸部,腹部にかけて緑色の金属光沢をしている。 顔には真っ赤な肉垂がある。 草地や農耕地、河川敷などで見られる。 雑食性で植物の種子や葉、虫なども食べる。 ユーラシア大陸にいるコウライキジは北海道と対馬に放鳥されて野生化している。コウライキジは白い首輪と腹部が赤褐色をしているので判別は容易だが、キジの亜種とされるほど近縁で交雑もするという。 キジは度々酒匂川の河川敷で目撃するが一度茂みに隠れると出てこないので発見したらすぐに撮影する必要がある。3月30日は比較的よく撮影できたが、直前に逆光下でのイソヒヨドリを撮影していた為、うっかり露出を大幅にオーバーした設定になっており、最初のショットは惜しくもボツとなってしまった。これほど派手な鳥でありながら、石やちょっとした茂みに驚くほど上手く隠れる。隙間からこちらが去るのを待っているので、目の周りの赤色が辛うじて確認できる程度。全体像の撮影はなかなか難しい。 4月18日に酒匂川周辺からキジのケンケーーンという声がよく聞こえ、畑の周囲で複数のキジを見ることができた。写真よりも更に肉垂が大きな♂のペアも見られ、そばの♀も撮影することができた。♂はフェンス越しで尾がフェンスに隠れた写真となってしまったのでボツとした。ただ、分厚く大きい肉垂よりも写真程の個体のほうが上品なイメージがする。 |