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チャバネキクイゾウムシ
学名:Kojimazo lewisii

ビーティングで得られた個体(2020.6.3)
Data
和名 チャバネキクイゾウムシ
体長 3〜5mm
分布 本州,飛島,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,下甑島,種子島,口永良部島
出現期 5〜9月
フジ,クズ,マメ科
解説 茶色の上翅を持つキクイゾウムシの一種。
頭部・前胸背は黒色で多数の点刻がある。
上翅の大部分は茶色で、会合部沿いは黒色で中央後方は大きな黒紋となる。
近似種にササチャバネキクイゾウムシがおり、ササ類に来ると思われるが詳細は不明。
 
国内に生息するKojimazo属は以下の2種。
和名/学名 分布
チャバネキクイゾウムシ
Kojimazo lewisii
本州,飛島,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,下甑島,種子島,口永良部島
ササチャバネキクイゾウムシ
Kojimazo pictus
本州,九州
 
写真は6月3日に近所の林道でフジなどが絡まる蔓をビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。体長は4mmの個体だった。同定は確実ではないがササ類ではなくフジなどの食草を含む環境から得られたことから本種とした。また、6月20日には同じ林道で枯れた蔓が絡まるヤマザクラをビーティングしたところ1回で3匹も得られた。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.6.3)

ビーティングで得られた個体A
(2020.6.3)
 
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