クロスジホソサジヨコバイ | |
学名:Sophonia orientalis | |
クロスジホソサジヨコバイの♀(2008.12.20) |
Data | |
和名 | クロスジホソサジヨコバイ |
体長 | 5〜6mm |
分布 | 本州,四国,九州,屋久島,与論島,沖縄島,久米島,座間味島,屋嘉比島,北大東島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島 |
出現期 | 1〜3,10〜12月 |
餌 | カシ,シラカシ,ツブラジイ,ヒサカキ,カワヤナギ,ハンノキ,シロダモなどの汁 |
解説 |
綺麗な色彩をしているホソサジヨコバイ。 頭部が長くスプーンのように見えることからホソサジヨコバイの名がある。(以前はホソサジヨコバイ亜科に分類されていた。) 本種は黄色い体色に背中には黒い縦筋があり、♀では黒い縦筋が赤く縁取られ大変鮮やか。 翅の先の1対の黒紋や2対の暗褐色の筋などの模様には意味があり、翅の黒紋をヨコバイの眼に、筋は前脚と中脚,頭部を尖らせることで翅先に擬態しており、天敵からの攻撃で的を外すことができる。しかし、幼虫では翅がないので、腹部先端に眼を表現した黒い紋がある。 国内に生息するSophonia属は本種のみ。 |
PHOTO | |
スギの樹皮下で越冬していた♂ (2021.2.7) |
アブラナにいた♂@ (2007.1.21) |
アブラナにいた♂A (2007.1.21) |
幼虫 (2008.12.23) |