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ヨツモンコヒメヨコバイ
学名:Empoascanara limbata

自宅の外灯に飛来した個体(2021.9.29)
Data
和名 ヨツモンコヒメヨコバイ
 別名:ヨツモンヒメヨコバイ
体長 約2.5mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 4〜10月
イネ科の汁
 幼虫も同様。
解説 ヒメヨコバイの一種。
全体的に汚黄褐色で頭頂に黒紋、小楯板に2対の黒紋がある。
4つの紋にはならないため、和名は不適切とされているが和名の由来は複眼と小楯板の2対の紋で4個の紋とされている。私見だが恐らく和名の元となった標本の頭頂の黒紋が薄く目立たなかったと思われる。
イネ科を食すため害虫とされる。夜間灯火に飛来する。
海外では韓国,中国,台湾に分布している。

 
国内に生息するEmpoascanara属は以下の6種。
和名/学名 分布
クロモンコヒメヨコバイ
Empoascanara alami
本州,奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,小浜島,西表島,与那国島
ウスアカコヒメヨコバイ
Empoascanara circumscripta
本州,九州,石垣島,西表島,与那国島
ヨツモンコヒメヨコバイ
Empoascanara limbata
北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄島,石垣島,西表島
ソナンコヒメヨコバイ
Empoascanara sonani
沖縄島,石垣島
(和名なし)
Empoascanara bisignatella
与那国島
(和名なし)
Empoascanara kotoshonis
奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,粟国島,久米島,宮古島,石垣島,小浜島,西表島,波照間島,与那国島
 
写真は9月29日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体@
(2021.9.29)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2021.9.29)

自宅の外灯に飛来した個体B
(2021.9.29)
 
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