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モモヒメヨコバイ
学名:Singapora shinshana

自宅の外灯に飛来した個体(2024.8.4)
Data
和名 モモヒメヨコバイ
体長 約3mm
分布 本州,四国,沖縄島,石垣島
出現期 3〜11月
バラ科(モモ,ウメ、ナシ,リンゴなど)の汁
解説 ヒメヨコバイの一種。
淡黄色〜淡緑色で頭頂に白い縁取りの黒点があるのが特徴。
沖縄や中国・台湾・朝鮮半島に分布している名もないヒメヨコバイだったが、近年本土に進入し、柑橘類の害虫として知られるようになり和名も付けられた。
 
国内に生息するSingapora属は以下の2種。
和名/学名 分布
モモヒメヨコバイ
Singapora shinshana
本州,四国,沖縄島,石垣島
シタンヒメヨコバイ
Singapora nigropunctata
石垣島,西表島
 
写真は7月30日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。本種を見るのは初めてだがとても小さい種なので多数飛来するヒメヨコバイの中にもっといるのかもしれない。庭にはたくさん実を付けたカリンもあり、餌となっている可能性がある。今回はたまたま黄色っぽい個体が目に留まり撮影したが、緑色一色のヒメヨコバイはたくさん飛来しており複数の種が含まれていると思われ普段スルーしていたので、8月4日によく確認してみると大多数が本種であることが分かり、改めて撮影した。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体@
(2024.8.4)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2024.7.30)

自宅の外灯に飛来した個体B
(2024.7.30)

自宅の外灯に飛来した個体C
(2024.7.30)
 
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