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カンキツヒメヨコバイ
学名:Apheliona ferruginea

カンキツヒメヨコバイ(2010.2.20)
Data
和名 カンキツヒメヨコバイ
体長 約4mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,沖永良部島,沖縄島,久米島,渡嘉敷島,石垣島,西表島,波照間島,与那国島
出現期 10〜11月
カンキツ類の果実
 幼虫はマメ科植物の汁。
解説 橙赤色のヒメヨコバイ。
頭部・胸部は橙赤色で暗褐色の斑紋がある。翅は灰白色。
本種は秋にカンキツ類の果実に集まる為、害虫とされている。
冬は常緑樹の葉の裏で越冬し、春はダイズなどのマメ科植物で繁殖するという。
近似種にアカヒメヨコバイ(Alebroides rubicunda)がいるが、頭部・胸部の斑紋が無く更に本種よりも小さいことで同定できる。
国内に生息するApheliona属は本種のみ。
 
写真は2月20日に、雑木林沿いのヤツデの葉の裏にいた越冬中の本種を撮影したもの。他のヤツデでは見られなかったのだが、このヤツデには多数の本種が見られた。
PHOTO

ヤツデの葉の裏で越冬中の個体@
(2010.2.20)

ヤツデの葉の裏で越冬中の個体A
(2010.2.20)

ヤツデの葉の裏で越冬中の個体B
(2010.2.20)
 
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