マルウンカ

Data

和名

マルウンカ　別名（黒化型）：クロマルウンカ

体長

５.５～６ｍｍ

分布

本州，伊豆諸島（八丈島），四国，九州，対馬

出現期

６～７月

餌

さまざまな植物の汁
　幼虫も同様。

解説

まるで甲虫のようなウンカ。
丸型で、暗褐色に黄白色の斑紋があり、テントウムシと間違えられることが多い。
ただ、よく見ると顔が全然違う。すぐにピョンと跳んで逃げる。
黒一色の黒化型も見られ、個体数も多い。

国内に生息するGergithus属は以下の５種。

和名/学名	分布
マルウンカ Gergithus variabilis	本州，伊豆諸島（八丈島），四国，九州，対馬
キボシマルウンカ Gergithus iguchii	本州，四国，九州，対馬
サツママルウンカ Gergithus satsumensis	九州，トカラ列島（宝島），奄美大島，徳之島，沖永良部島
オキナワマルウンカ Gergithus okinawanus	沖縄島，伊平屋島，久米島，渡名喜島，渡嘉敷島，阿嘉島，屋嘉比島，南大東島
ヤエヤママルウンカ Gergithus yaeyamensis	石垣島，西表島，与那国島

トップの写真は庭のプランターに止まっていた成虫を撮影したもの。
幼虫の写真は広葉樹の苗木の葉の裏にいたもの。

PHOTO
斑紋のある成虫ノイバラの群生する場所に多数見られた。（２００８．６．７）	黒化型① 庭で撮影。（２００６．５．２８）
黒化型② （２００６．５．２８）	黒化型③ （２００６．５．２８）
幼虫（２０１０．４．３０）