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ツマグロキゲンセイ
学名:Zonitoschema cothurnata

自宅の外灯に飛来した本種(2024.8.2)
Data
和名 ツマグロキゲンセイ
 別名:ツマグロキイロゲンセイ
体長 9〜15mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,上甑島,屋久島,奄美大島
出現期 7〜8月
イヌザンショウなどの花の蜜
 幼虫の生態は不明だが、恐らくハナバチ類の巣に寄生すると思われる。
解説 ゲンセイの一種。
体色は鮮やかな橙色で上翅先端は黒色。
脚は腿節の末端と基部以外は橙色、他は黒色。
同属のキイロゲンセイに似るが、キイロゲンセイでは上翅先端の黒色部がないことと、触角第4節が第2節の2倍と長いなどの違いがある。
 
国内に生息するZonitoschema属は以下の3種。
和名/学名 分布
キイロゲンセイ
Zonitoschema japonica
北海道,本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,屋久島
ツマグロキゲンセイ
Zonitoschema cothurnata
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,上甑島,屋久島,奄美大島
オキナワキゲンセイ
Zonitoschema okinawensis
九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
 
写真は8月2日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。ぱっと見ではキイロカミキリモドキかと思ったが、明らかに体型が異なっているので撮影後に調べたところ本種であることが分かった。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2024.8.2)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2024.8.2)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2024.8.2)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2024.8.2)
 
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