ホーム > トンボ目 > サナエトンボ科 > コオニヤンマ亜科
 
コオニヤンマ
学名:Sieboldius albardae

河原にいたコオニヤンマ(2021.8.7 岩手県)
Data
和名 コオニヤンマ
体長 ♂:81〜93mm
♀:75〜90mm

 腹長:♂53〜69mm、♀52〜66mm
分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,種子島,屋久島
出現期 6〜9月
昆虫
解説 オニヤンマを一回り小さくしたようなサナエトンボの一種。
サナエトンボとしては日本最大。
後脚は著しく長い。
胸部側面の黄色い斑紋の形状で他種と見分けることができる。
体形も胸部に比べて頭部が小さい。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部,中国北部に分布している。
国内に生息するSieboldius属は本種のみ。
 
トップの写真は8月7日に岩手県の河原で川岸に止まった本種を撮影したもの。最初は時々止まる程度だったが、疲れたのか長時間休んでいたのでじっくり撮影することができた。尾の先端の特徴(肛角が内側に突出し、内縁がえぐれる)から♂と思われる。
新潟県でも谷川の岩場に止まっていた本種を撮影している。
PHOTO

河原にいた♂@
(2021.8.7 岩手県)

河原にいた♂A
(2021.8.7 岩手県)

川沿いの岩場で休む本種
(2017.8.13 新潟県)
 
先頭ページへ