ホーム > トンボ目 > オニヤンマ科
 
オニヤンマ
学名:Anotogaster sieboldii

オニヤンマ(2006.8.5)
Data
和名 オニヤンマ
体長 90〜110mm
分布 国後島,北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄島
出現期 6〜10月
昆虫
解説 日本最大になるトンボ。
なわばりを持ち、同じコースをゆっくりと低空飛行し、巡回していることが多い。
止まる時はぶら下がるようにして止まる。
♀は体を垂直にして水面に叩きつけるようにして豪快に産卵する。
7月上旬にやたらと大きいヤゴの抜け殻を見かけたら恐らく本種の抜け殻である。
 
国内に生息するオニヤンマ属(Anotogaster)は以下の2種。
和名/学名 分布
オニヤンマ
Anotogaster sieboldii
国後島,北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄島
ヒロオビオニヤンマ
Anotogaster klossi
石垣島,西表島
 
7月上旬に羽化するようで、複数のヤゴの抜け殻を見ることができた。
7月29日には薄暗い場所にある水位の浅い沼に本種の♀が垂直になり、何度も繰り返し水面に腹部を打ち付けて産卵していた。
トップの写真は8月5日に小川周辺を飛び回っていた本種が木の枝に止まったところを撮影したもの。
PHOTO

♂@
(2006.8.5)

♂A
(2006.8.5)

産卵する♀
何度も水面に叩きつけるように産卵していた。
(2006.7.29)

抜け殻@
とても大きな抜け殻なのでよく目立つ。
(2006.7.8)

抜け殻A
(2006.7.8)
 
先頭ページへ