コフキトンボ | |
学名:Deielia phaon | |
♂(2021.7.23 静岡県) |
Data | |
和名 | コフキトンボ 別名:シオカラモドキ |
体長 | ♂:37〜48mm(腹長:22〜31mm) ♀:37〜46mm(腹長:22〜31mm) |
分布 | 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,淡路島,四国,九州,対馬,五島列島,種子島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,石垣島 |
出現期 | 5〜10月 6〜7月に多い。 |
餌 | 昆虫 |
解説 |
シオカラトンボに似たトンボ。 シオカラトンボに似ているが、本種は成熟すると胸部も全体的に青白い粉が噴く。 翅は透明だが、真珠色の光沢がある。 ♀では基本型の他にオビ型が出現し、青白い粉は噴かず、翅の先端近くに褐色の横帯と翅の根元が橙褐色をしているなど別種のように容姿が異なる。オビ型は近畿地方では稀。 本種はヨシなどが茂る池や沼、河川敷の淀みなどに生息し、汽水域でも見られる。 国内に生息するコフキトンボ属(Deielia)は本種のみ。 過去には桶ヶ谷沼でも撮影している。飛んでるとシオカラトンボと見分けが付かなかった。柵のロープに止まっているオビ型の♀も撮影することができた。 |