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チョウトンボ
学名:Rhyothemis fuliginosa

♂(2012.7.4 鹿児島県)
Data
和名 チョウトンボ
腹長 ♂:21〜24mm
♀:21〜23mm
分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,種子島,屋久島
出現期 7〜9月
昆虫
解説 その名の通り、蝶のように綺麗なチョウトンボ。
雌雄で翅の色彩が異なり、♂では青紫色の金属光沢があり、成熟すると紫色の光沢が強くなる。
♀では黒味が強く、金緑色の金属光沢がある。ただし、色彩には変異があり、♂のような色彩の♀も見られる。
斑紋の形状にも個体差があり、前翅先端に黒色斑があるものはノシメ型と呼ばれている。
抽水植物が繁茂する平地の池や沼に生息している。
 
国内に生息するチョウトンボ属(Rhyothemis)は以下の4種。
和名/学名 分布
チョウトンボ
Rhyothemis fuliginosa
北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,甑島列島,種子島,屋久島
オキナワチョウトンボ
Rhyothemis variegata imperatrix
九州,トカラ列島,奄美諸島,沖縄島,宮古列島,八重山列島
スキバチョウトンボ
Rhyothemis phyllis phyllis
西表島
ハネナガチョウトンボ
Rhyothemis severini
奄美大島
 
写真は7月3,4日に鹿児島県の池の周囲で撮影したもの。まだ見たことがないトンボで、本種の撮影が目的の一つだったものの、非常に個体数が多く、あらゆる場所で本種を見ることができた。
PHOTO

♂@
(2012.7.4 鹿児島県)

♂A
(2012.7.3 鹿児島県)

♂B
(2012.7.3 鹿児島県)

♀@
(2012.7.3 鹿児島県)

♀A
(2012.7.3 鹿児島県)

♀B
(2012.7.3 鹿児島県)

♀の翅のアップ
(2012.7.3 鹿児島県)
 
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