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ムラサキトビムシ
学名:Hypogastrura communis

木柵上の本種(2012.3.11)
Data
和名 ムラサキトビムシ
体長 約2mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,南西諸島
出現期 1〜12月
菌類,苔等
解説 暗灰紫色をしたトビムシ。
全世界に分布している普通種で、湿り気のある木柵や樹木の樹皮上に見られる。
特に菌類を好み、大発生することから椎茸栽培の害虫とされている。
 
写真は3月11日に木柵上に発生していた本種を撮影したもの。どの木柵にも多数の本種が発生していた。最近はずっと天気が悪かったのが本種にとっては好都合だったのだろう。本種を触れると弱くジャンプして下に落ちた。図鑑によればムラサキトビムシ科のほとんどは跳躍器が太く短いとされているので納得がいく。数年前にミズキの樹皮上に発生していたのを確認している。
本種は虫ナビ紹介種2,200種目となる。
PHOTO

木柵上の群れ@
(2012.3.11)

木柵上の群れA
(2012.3.11)

木柵上の群れB
(2012.3.11)

本種がいる木柵@
(2012.3.11)

本種がいる木柵A
(2012.3.11)
 
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