チャバネムクゲテントウダマシ

チャバネムクゲテントウダマシ
学名：Stenotarsus chrysomelinus
イノコズチ上の本種（２０２０．７．１９）

Data

和名

チャバネムクゲテントウダマシ

体長

４～５ｍｍ

本州，四国，九州，下甑島

出現期

５～９月

餌

枯れ木に生えるキノコ

解説

テントウムシダマシの一種。
体色は上翅以外は黒色。上翅は赤褐色で淡黄色の毛が生えている。
斑紋がないため、テントウムシよりハムシに似る。

国内に生息するStenotarsus属は以下の８種。

和名/学名	分布
チャバネムクゲテントウダマシ Stenotarsus chrysomelinus	本州，四国，九州，下甑島
クロスジムクゲテントウダマシ Stenotarsus internexus	本州，伊豆諸島（新島，三宅島，御蔵島，八丈島），九州，上甑島，屋久島，トカラ列島（中之島），石垣島，竹富島
キイロムクゲテントウダマシ Stenotarsus ryukyuensis	九州，トカラ列島（中之島），奄美大島，沖縄島
コゲチャムクゲテントウダマシ Stenotarsus kurosai	沖縄島，石垣島，西表島
トカラムクゲテントウダマシ Stenotarsus nakanoshimensis	トカラ列島（中之島）
アマミムクゲテントウダマシ Stenotarsus oshimanus	奄美大島
アオキムクゲテントウダマシ Stenotarsus aokii	沖縄島
（和名なし） Stenotarsus albertisii	不明

写真は７月１９日に近所の林道沿いのイノコズチ類の葉の上に止まっていた本種を撮影したもの。

PHOTO
イノコズチ上の本種① （２０２０．７．１９）	イノコズチ上の本種② （２０２０．７．１９）