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コマルガタテントウダマシ
学名:Idiophyes niponensis

自宅の外灯に飛来した本種(2024.9.18)
Data
和名 コマルガタテントウダマシ
体長 1.3〜1.8mm
分布 本州,四国,九州,沖ノ島(筑前),下甑島,屋久島
出現期 5〜9月
枯れ木に生えるキノコ
解説 マルテントウダマシの一種。
体色は橙褐色。体表に淡褐色の毛を生やす。
触角は10節で、先端3節は球桿状。
同属で小笠原に生息するオガサワラマルテントウダマシが本種と酷似するが、前胸背板側縁が本種よりも基部まで強く弧を描くことで区別できる。
以前はテントウダマシ科のマルテントウダマシ亜科に分類されていたが、現在はマルテントウダマシ科に変更されている。
 
国内に生息するIdiophyes属は以下の4種。
和名/学名 分布
オガサワラマルテントウダマシ
Idiophyes boninensis
小笠原諸島(父島)
コマルガタテントウダマシ
Idiophyes niponensis
本州,四国,九州,沖ノ島(筑前),下甑島,屋久島
ナルカワマルテントウダマシ
Idiophyes satoi
本州,対馬
ウエノコマルテントウダマシ
Idiophyes uenoi
沖縄島
 
写真は9月18日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。実測値1.8mmと小さい虫だが、超マクロレンズによりテントウダマシ特有の前胸背板と触角が10節あることも写真から確認できた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2024.9.18)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2024.9.18)
 
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