クロツヤテントウ

Data

和名

クロツヤテントウ

体長

１.５～２ｍｍ

分布

北海道，本州，佐渡島，淡路島，四国，九州，対馬，志賀島，相島，五島列島，下甑島，トカラ列島（宝島），喜界島，奄美大島，徳之島

出現期

４～１０月

餌

コナジラミ類
　幼虫も同様。

解説

非常に小さなツヤテントウの一種。
体色は光沢の強い黒色で、頭部は赤褐色。触角，脚は黄褐色。
前胸背に黄白色の毛が生えている。
同属のズグロツヤテントウに似るが、その名の通り頭部の色が黒色。

国内に生息するSerangium属は以下の４種。

和名/学名	分布
クロツヤテントウ Serangium japonicum	北海道，本州，佐渡島，淡路島，四国，九州，対馬，志賀島，相島，五島列島，下甑島，トカラ列島（宝島），喜界島，奄美大島，徳之島
ズグロツヤテントウ Serangium punctum	北海道，奥尻島，本州，四国，九州
クビアカツヤテントウ Serangium ruficolle	沖永良部島
リュウキュウツヤテントウ Serangium ryukyuense	沖縄島，久米島，宮古島，石垣島，西表島

写真は４月３０日に近所の林道でヤツデをビーティングして得られた本種を撮影したもの。

PHOTO
ビーティングで得られた個体① ガマズミと思われる植物にいた。（２０２０．４．３０）	ビーティングで得られた個体② （２０２０．４．３０）