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ババヒメテントウ
学名:Scymnus babai

ビーティングで得られたババヒメテントウ♂(2020.8.1)
Data
和名 ババヒメテントウ
体長 1.8〜2.5mm
分布 北海道,本州,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬
出現期 5〜10月
アブラムシ
 幼虫も同様。
解説 ヒメテントウの一種。
淡色の微毛で覆われる。上翅は黒色、翅頂付近は橙黄色。
前胸背の地色は橙黄色で雌雄によって黒斑の形状が異なり、♂では基部中央を中心に縦に伸びて前方で狭まるが♀では基部全体が黒色となる。
 
国内に生息しているヒメテントウ属(Scymnus)のNeopullus亜属は以下の8種。
和名/学名 分布
ババヒメテントウ
Scymnus babai
北海道,本州,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬
カバイロヒメテントウ
Scymnus fuscatus
本州,伊豆諸島(三宅島,八丈島),四国,沖ノ島,九州,下甑島,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,阿嘉島,慶留間島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
クロヘリヒメテントウ
Scymnus hoffmanni
北海道,本州,小笠原諸島(母島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,下甑島,種子島,奄美大島,沖縄島,西表島
ナカイケミヒメテントウ
Scymnus nakaikemensis
本州
オオタヒメテントウ
Scymnus ohtai
北海道,本州
オトヒメテントウ
Scymnus otohime
北海道,本州,四国,九州,対馬,五島列島
ツシマアカスジヒメテントウ
Scymnus taishuensis
本州,対馬
ヤマトヒメテントウ
Scymnus yamato
本州,四国,九州,対馬,石垣島,西表島
 
写真は8月1日に自然公園内の低木をビーティングして得られた♂を撮影したもの。場所が悪かったため移動しようとしたらビーティングのパイプが回転してしまい、残念なことにシートがひっくり返って逃がしてしまった。
 
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