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ヒメヒラタタマムシ
学名:Anthaxia proteus

イタドリにいた♂(2020.5.29)
Data
和名 ヒメヒラタタマムシ
体長 3〜5.5mm
分布 北海道,本州,飛島,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,下甑島,屋久島,薩摩黒島,口之永良部島
出現期 5〜8月
クリなどの花
 幼虫はマツ類の樹皮下を食べる。
解説 小型のタマムシ。
♂の体色は艶消し状の鶯色、♀は暗褐色。前胸背は平たい。
海外では朝鮮半島,中国北部,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するヒメヒラタタマムシ属(Anthaxia)のヒメヒラタタマムシ亜属(Haplanthaxia)は以下の4種。
和名/学名 分布
フチトリヒメヒラタタマムシ
Anthaxia rubromarginata
北海道,本州,九州,対馬
ヒメヒラタタマムシ
Anthaxia proteus
北海道,本州,飛島,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,下甑島,屋久島,薩摩黒島,口之永良部島
アマミヒメヒラタタマムシ
Anthaxia arakii
屋久島,トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島
オキナワヒメヒラタタマムシ
Anthaxia ihanatumi
沖縄島,伊平屋島,久米島,大東島
 
写真は5月29日に河沿いの日当たりの良いイタドリ上を歩きまわっていた本種を撮影したもの。風が強かったのでイタドリを手で押さえて撮影しようとしたら自ら手に乗ってきた。
♀の写真は6月2日に海岸沿いの茂みにいたもの。全体的に暗色で顔面も黒色であることから♀と判断した。
PHOTO

海岸沿いにいた♀@
(2024.6.2)

海岸沿いにいた♀A
(2024.6.2)
 
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