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トサカシバンムシ
学名:Trichodesma fasciculare

外灯に飛来した本種(2014.5.16)
Data
和名 トサカシバンムシ
体長 4〜6mm
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現期 4〜10月
無し
 幼虫は枯れ木を食べる。
解説 シバンムシの一種。
毛深く、茶褐色の斑模様をしている。
頭部は胸背にすっぽりと隠れて背面からは確認できない。
シバンムシ(死番虫)の名前はヨーロッパに頭部を打ち付けてカチカチと音を立てる種がおり、これを死神が死を待つ秒針の音としてDeath-watch beetleと名付けられたことに由来している。
 
国内に生息するTrichodesma属は基亜属の以下の6種。
和名/学名 分布
トサカシバンムシ
Trichodesma fasciculare
北海道,本州,四国,九州,屋久島
クロトサカシバンムシ
Trichodesma japonica
北海道,本州,伊豆諸島(御蔵島),四国,九州
ナミモントサカシバンムシ
Trichodesma kirishimana
九州,対馬,屋久島,沖縄島
チュウジョウトサカシバンムシ
Trichodesma michioi
沖縄島
イシガキトサカシバンムシ
Trichodesma uruma
沖縄島,石垣島
(和名なし)
Trichodesma lewisii
不明
 
写真は5月16日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。体長は5.5mmの個体。警戒心が強いようで脚を折り畳みピクリともせず、何度もおしりを突いたらようやく少し歩く程度だった。歩く時は触角を左側だけ出すだけだったので右側は欠けているものと思いきや逃がす時には両方出したので、うまく隠していたようだ。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2014.5.16)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2014.5.16)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2014.5.16)

自宅の外灯に飛来した本種C
腹面。
(2014.5.16)

自宅の外灯に飛来した本種D
(2014.5.16)
 
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