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コバネササキリモドキ
学名:Cosmetura fenestrata

ライトトラップに来た♂(2021.8.4 岩手県)
Data
和名 コバネササキリモドキ
 別名:トゲヌキコバネササキリモドキ
体長 ♂:12〜12.8mm
♀:8.8〜11.3mm
分布 北海道(渡島半島大沼),本州,飛島,佐渡島,隠岐,九州,対馬,五島列島
出現期 7〜11月
小型昆虫など
解説 翅が短いササキリモドキの一種。
体色は緑色で背中に茶褐色の縦筋がある。
♂の尾肢は湾曲した細長いピンセット状で内側の肛上板は黒褐色で短い三角形をしている。
♀には茶褐色の太い産卵管がある。
♀ではクロスジコバネササキリモドキと外観上の区別は付かないが分布域は混生しない。
 
国内に生息するコバネササキリモドキ属(Cosmetura)は以下の5種(2亜種)。
和名/学名 分布
クロスジコバネササキリモドキ
Cosmetura ficifolia
本州(関東・東海・近畿地方の太平洋側)
コバネササキリモドキ
Cosmetura fenestrata
北海道(渡島半島大沼),本州,飛島,佐渡島,隠岐,九州,対馬,五島列島
ヤクシマコバネササキリモドキ
Cosmetura sp.
屋久島
ミクラコバネササキリモドキ
Cosmetura m. mikuraensis
伊豆諸島(御蔵島)
(ハチジョウコバネササキリモドキ)
Cosmetura m. hachijyoensis
伊豆諸島(八丈島)
(トシマコバネササキリモドキ)
Cosmetura m. toshimaensis
伊豆諸島(利島)
アマミコバネササキリモドキ
Cosmetura amamiensis
奄美大島,沖縄島
 
写真は8月4日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに来た♂を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに来た♂@
トップの写真のアップ。
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに来た♂A
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに来た♂B
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに来た♂C
(2021.8.4 岩手県)
近似種との相違点

コバネササキリモドキ♂の尾肢基部の三角突起
短い。
(2021.8.4 岩手県)

クロスジコバネササキリモドキ♂の尾肢基部の三角突起
細長い。
(2015.10.24 静岡県)
 
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