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アオオビナガクチキムシ
学名:Osphya orientalis

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.14)
Data
和名 アオオビナガクチキムシ
 別名:アオオビナガクチキ
体長 4.7〜9mm
分布 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
出現期 5〜7月
花粉など
 幼虫は朽木を食べる。
解説 ナガクチキムシの一種。
上翅は通常の個体では黒色で灰白色の短毛が2本の横帯となっている。
胸部は全体的に灰白色の短毛が生えている。
変異により全身が灰白色に短毛に覆われる個体も出現する。
尚、前者の通常個体では脚が黒化したものが多いが、後者の変異個体では脚が黄褐色になるとされる。
国内に生息するアオオビナガクチキムシ亜科(Osphyinae)はアオオビナガクチキムシ属(Osphya)の本種のみ。
 
写真は5月14日に神奈川県南部の標高100m程度の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。この日のライトトラップでは本種は1匹しか飛来しなかったが、同年の6月18日に同じ場所でライトトラップしたところ多数の本種が飛来し、8割は通常個体で2割ほど変異個体だった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種(変異個体)
(2016.6.18)
 
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