ホーム > コウチュウ目 > ナガハナノミ科
 
ヒゲナガハナノミ
学名:Paralichas pectinatus

♂(2023.5.17)
Data
和名 ヒゲナガハナノミ
体長 8〜12mm
分布 本州,淡路島,四国,九州
出現期 5〜7月
不明
 ※ 幼虫は水生。
解説 ナガハナノミの一種。
♂の上翅は茶褐色で、個体により不明瞭な黒い筋模様が出る。更に♂では触角が長い櫛状になるが、♀の触角は糸状で、体色も黒っぽい。
幼虫は湿地や水田の泥の中で生活しているとされる。
幼虫が水生である為、成虫も水辺にしか生息していない。
 
日本に生息するParalichas属の仲間は以下の2種(1亜種)。
和名/学名 分布
ヒゲナガハナノミ
Paralichas pectinatus
本州,淡路島,四国,九州
ヒゴヒゲナガハナノミ
Paralichas higoniae higoniae
九州
(ヒゴヒゲナガハナノミ)
Paralichas higoniae gyotokui
九州(北部)
 
トップの写真は5月17日に沼地付近の草本上に止まっていた♂を撮影したもの。本種にとって条件がよいため、複数見られたが♀は見つけられなかった。
PHOTO

♂@
(2023.5.17)

♂A
(2023.5.17)

♂B
(2023.5.17)

♂C
(2008.6.7)

♂D
(2008.6.7)

♂E
(2008.6.7)

♂F
(2008.6.7)


♀は別種のように違う。
(2008.6.7)

ヒゲナガハナノミの交尾
左が♀で、右が♂。
♂は赤褐色で触角がくし状になっているが、♀では黒く触角も糸状。
(2006.5.28)
 
先頭ページへ