ゲジ | |
学名:Thereuonema tuberculata | |
ゲジ 夜の崖地を歩いていたもの。 オオゲジよりずっと小さいが、脚の本数が15対あるので成虫と判断できる。ただし、脚を自切して身を守るので注意が必要。 写真の個体は左の後ろ脚が3本自切して無くなっている。 (2007.1.27) |
Data | ||||||||||
和名 | ゲジ
別名:ゲジゲジ |
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体長 | 20〜25mm | |||||||||
分布 | 日本全土 | |||||||||
出現期 | 一年中 | |||||||||
餌 | 小さい虫 | |||||||||
解説 |
脚の長いムカデ網の仲間。 姿はオオゲジ(Thereuopoda clunifera)とよく似ているが、オオゲジの背面は暗褐色で、各胴節毎に赤い紋があるのに対して本種の背面はやや明るい褐色で、3本の黒い縦筋が見られる。 長い脚は外敵に捕まった時に自切して、切れた脚がキチキチという音を立てて動き、外敵の注意を反らして身を守ることができる。 本種の脚は15対ある。 翅の無いフユシャクの♀を求めて近所の墓地周囲の森林を探したのだが、辺りは外灯もなく木も針葉樹がほとんどで残念ながら見つけることができなかった。帰り道に墓地沿いの崖地を歩いていた本種を発見して多灯ストロボを使用し昼間のように明るく撮影することができた。辺りは真っ暗で物音一つせず、場所が場所だけで怖いことこの上ないが、ヘッドライトを付けて徘徊している自分のほうがよっぽど怪しいような気が・・・。 墓地で人魂を見た或いは謎の光を見たという人がいたらその正体は私かもしれません(笑)
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PHOTO | |
崖地にいた本種@ 夜間、墓地沿いの崖地で発見した。 (2007.1.27) |
崖地にいた本種A (2007.1.27) |
崖地にいた本種B (2007.1.27) |
トイレに現れた本種 夜0時頃撮影、数十分後に母に殺されるハメに(T T) (2008.9.17) |
ゲジとオオゲジの違い | |
ゲジの背面 背面は明るい褐色で、背面左右及び中央に3本の黒い縦筋がある。 (2007.1.27) |
オオゲジの背面 背面は暗褐色で、胴節後部に赤い紋がある。 (2007.9.15) |