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オナガミズスマシ
学名:Orectochilus regimbarti regimbarti

オナガミズスマシ(2008.7.4 静岡県産/WILD)
Data
和名 オナガミズスマシ
体長 8〜9mm
分布 本州,隠岐,四国,九州
出現期 7〜8月
昆虫
解説 長い尾を持つミズスマシ。
黄土色の微毛に覆われており、銅色に輝いているように見える。
本種は腹部先端部が長く伸びている為、オナガの和名がある。
夜行性で、外灯にも飛来する。
 
国内に生息するオナガミズスマシ属(Orectochilus)は基亜属の以下の6種(1亜種)。
和名/学名 分布
オナガミズスマシ
Orectochilus r. regimbarti
本州,隠岐,四国,九州
オナガミズスマシ(紀伊半島亜種)
Orectochilus r. odaiensis
本州(紀伊山系)
ツマキレオナガミズスマシ
Orectochilus agilis
本州,四国,九州
エゾコオナガミズスマシ
Orectochilus villosus
北海道
コオナガミズスマシ
Orectochilus punctipennis
本州,四国,九州
ヤエヤマコオナガミズスマシ
Orectochilus yayeyamensis
石垣島,西表島
テラニシオナガミズスマシ
Orectochilus teranishii
本州(東京都)
 
写真は7月2日に静岡県の渓流上の橋にある外灯に飛来した本種を撮影したもの。水に入れるとすさまじいスピードで水面をクルクルと泳ぎだした。
PHOTO

外灯に飛来した本種
(2008.7.2 静岡県)

本種の複眼
ミズスマシの仲間の複眼は、上下二つに分かれており、水面上と水面下を同時に見ることができる。
(2008.7.4 静岡県産/WILD)
 
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