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ミミズク
学名:Ledra auditura

外灯に飛来した♂(2009.7.8)
Data
和名 ミミズク
体長 13〜19mm
分布 本州,四国,九州,対馬,西表島
出現期 7〜9月
クヌギ,コナラなどの木の汁
 幼虫も同様。
解説 角を持つヨコバイ科の一種。
頭部は幅広く扁平で、前胸部に突起があり、フクロウに似ていることからミミズクの和名がある。
♀の角は大きいが、♂では小さい。
幼虫は別種のように異なり扁平で、灰色と白の斑模様をしていて葉の上にいると、水っぽい鳥の糞が落ちているかのように見える。
国内に生息するLedra属は本種のみ。
 
トップの写真は7月8日の夜、自宅の外灯に飛来した♂を撮影したもの。この個体は複数のセミタカラダニの幼虫に寄生されていた。自宅の外灯に飛来するのは♂ばかりで♀は見たことがなかったが、2012年6月24日の夜、静岡県の雑木林に設置したドームシェルターの明かりに大きな耳状突起を持つ♀が初めて飛来した。
PHOTO

外灯に飛来した♂
(2009.7.8)

♂に寄生するセミタカラダニの幼虫
(2009.7.8)

葉上の♂
庭のキンモクセイにいた。
(2005.9.11)

♂の頭部
横からも撮影したかったが、強い風で飛んでいってしまった。
(2005.9.11)

ドームシェルターに飛来した♀@
(2012.6.24 静岡県)

ドームシェルターに飛来した♀A
(2012.6.24 静岡県)

ドームシェルターに飛来した♀B
(2012.6.24 静岡県)

幼虫@
扁平で水っぽい鳥の糞を真似ているようだ。
(2008.4.28)

幼虫A
(2008.4.28)
 
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