エレガンスセスジクワガタ(亜種 tani) | |
学名:Digonophorus elegans tani | |
![]() ♂38mm(2023/12/23 インド産/WF1) |
Data | |||||||||||
和名 | エレガンスセスジクワガタ(亜種 tani) | ||||||||||
体長 | ♂:18.5〜39.3mm ♀:約18.8mm |
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分布 | インド(アルナーチャル) | ||||||||||
餌 | 樹液 幼虫は発酵マットを食べる。 |
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飼育難易度 | 簡単★★★★☆ 困難 | ||||||||||
解説 | セスジコクワガタ属の一種。 体色は橙色で上翅会合部沿いは帯状に黒色で縁どられるが個体差もありほぼ消失するまで変異がある。 大アゴは真っすぐに伸び、先端寄りにヘラ状の内歯がある。 ♀の上翅は4,5本の縦隆条と多数の点刻がある。 本亜種はインドのアルナーチャルから近年記載された亜種で、基亜種とは大アゴや前胸背板の形状が若干異なる。 ♀の色彩も黒色の原名亜種に比べ暗赤褐色をしている。
飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
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飼育メモ |
2023年12月20日 昨日はエレガンスホソクワガタを思わぬ安さで落札し、比較的低温を好む種を飼育することになったので、同じエレガンスの名前を持つ本種についても高価ではあるが「Ultimate Mika KABU KUWA」からWF1のペアが販売されていたので挑戦してみることにした。 図鑑では鮮やかな橙色と真っすぐに伸びる特徴的な大アゴでその名の通りエレガントなクワガタで希少性もあって高価だが、その分モチベーションも持続できるので飼育温度に注意しながら頑張ってみたい。 続きを表示12月23日 生体が到着した。 インド・アルナーチャル産WF1のペアで、8月羽化、来年の4月以降からブリード可能とのこと。 低温を好む種なので特に死着の心配はしていなかったが、ダンボール箱に発泡スチロールの箱を入れた二重梱包で非常に良好なコンディションで流石に専門店といったところ。 ペアリングは4ヶ月待つことになるので、それまでは乾燥に注意してコバエシャッターミニで個別管理することにした。 ♂は3月頃から活動を開始、♀は先週から活動を開始した。♂が早めに活動を開始し、室温が28℃を度々超えてしまい諦め気味だったが、やるだけやってみることにした。すでに♂がやや弱ってきたように見えたので、産卵用ケースにペアで入れてみることにした。産卵用ケースはコバエシャッター中、クヌギ材2本を入れてみた。室温は日中はできるだけエアコンで下げて様子を見てみたい。 |
PHOTO | |
![]() ♂38mm@ (2023/12/23 インド産/WF1) |
![]() ♂38mmA (2023/12/23 インド産/WF1) |
![]() ♂38mmB (2023/12/23 インド産/WF1) |
![]() ♀22mm (2023/12/23 インド産/WF1) |
![]() 産卵用ケース (2024/5/26 インド産/WF1) |