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チリグモ
学名:Oecobius navus

巣内の♀(2008.2.17)
Data
和名 チリグモ
体長 約2.5mm
分布 本州,小笠原諸島(父島),四国,九州,南西諸島
出現期 一年中
昆虫
解説 天井や石灯ろう,ブロック塀などの隙間にボロ網を作る小さいクモ。
ボロ網の周囲には放射状に梳糸(そし)を張り、触れた獲物を捕食する。
本種はヒラタグモとよく似た姿をしており、ヒラタグモ科とされる事もある。
本種は世界中に分布している。
 
国内に生息するチリグモ科(Oecobiidae)はチリグモ属(Oecobiusの以下の2種。
和名/学名 分布
チリグモ
Oecobius navus
本州,小笠原諸島(父島),四国,九州,南西諸島
ヘヤチリグモ
Oecobius cellariorum
本州(横浜市) ※1例のみ
 
トップの写真は2月17日に、自室の押入れの扉沿いの角にあったボロ網内の本種を撮影したもの。ボロ網ごしでの撮影だった為、網を外そうと網に触れるとアッという間に押入れの中に隠れてしまったが、数十分後にはまた巣に戻っていた。
♂の写真は7月1日に自宅のトイレの壁に止まっていた本種を見つけ撮影したもの。
PHOTO


トイレの壁に止まっていた。
(2007.7.1)

住居
ボロ網内にトップ画像の♀がいる。
(2008.2.17)
 
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