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ヒラタグモ
学名:Uroctea compactilis

♀(2007.12.16)
Data
和名 ヒラタグモ
体長 9〜10mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島
出現期 6〜11月
昆虫
解説 ヒラタグモ科の唯一のクモ。
頭胸部と脚は赤褐色で、腹部は黒い地色に腹部の周囲に沿って白い模様がある。
腹部中央の黒色部に小さく赤い点が四角形を描くように4つある。
ちなみにネットでは学名がUroctea compactillisとなっているものが散見されるが、Uroctea compactilisのスペルミスと思われる。
国内に生息するヒラタグモ属(Uroctea)は本種のみ。
 
トップの写真は、12月16日に庭で撮影したもの。切った大きめの木にあった巣を捲った時に出てきた本種を撮影したもの。木の下にはクロヤチグモCoelotes exitialis)も見られた。
 
日本に生息するヒラタグモ科の仲間は本種のみ。
PHOTO

上から見た♀
(2006.6.4)

横から見た♀
(2006.6.4)


♂は触肢先端部が黒く、大きい。
(2006.9.9)

巣@
放射状に伸びているのは受信糸。獲物がこれに触れると振動をキャッチできる。
(2007.12.16)

巣A
巣を捲ったところ。
(2007.12.16)

幼体@
(2009.4.11)

幼体A
(2009.4.11)
 
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