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スズミグモ
学名:Cyrtophora ikomosanensis

ベッコウクモバチに狩られていた♀(2019.8.11)
Data
和名 スズミグモ
体長 ♂:3〜5mm
♀:14〜23mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島
出現期 7〜9月
昆虫
解説 目のような黒紋が特徴的なやや大型のコガネグモ。
腹部背面は前方が白色、それ以外は黄褐色〜橙色。腹部背面の両肩には黒色の突起があり外側を囲むような白色紋があり目立つ。
斑紋には個体差があるが、中央付近のくの字に見えるイナズマ斑は共通。
畑の周辺や林道などの風通しのよい場所にドーム状の大きな巣を作る。
和名は涼んでいるように見えるからというような洒落た理由ではなく、単に巣に住んでいることに由来する。
 
トップの写真は8月11日、近所の畑沿いの茂みにベッコウクモバチに狩られているところを発見し、採取して撮影したもの。初めて見る派手な色彩に驚いた。麻酔のために既に動かなくなっていた。2週間後に再び同じ場所の林道に入ったところで本種の大きなドーム状の巣を発見することができた。巣の中央に仰向けに止まっているため、寝転がっての撮影となった。
虫ナビ紹介種は本種で3,600種となった。
PHOTO

巣から採取した♀@
(2019.8.24)

巣から採取した♀A
(2019.8.24)

巣内の♀@
(2019.8.24)

巣内の♀A
(2019.8.24)

巣内の♀B
(2019.8.24)

巣内の♀C
(2019.8.24)

巣内の♀D
(2019.8.24)

巣内の♀E
(2019.8.24)
 
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